韓国俳優
パク・シニャンに対して12月5日、韓国のドラマ製作社協会が「無期限主演停止」という厳しい処置を下しました。
パク・シニャンが、07年7月SBSのドラマ『
銭の戦争』での未支給出演料に関して総額3億8000万万ウォンの訴訟を起こしたことに対して、パク・シニャンには、無期限出演停止、『銭の戦争』製作社には編成禁止を放送社に要請、ドラマ製作社協会会員社入会禁止などの前例の無い厳しい処置となっています。
こうした強行手段の背景には、韓国のドラマ製作基盤を崩す恐れのある高い出演料問題があります。
パク・シニャンは、韓国ドラマ・銭の戦争での4話延長分1話あたり、1億7050万ウォン、総額6億2000万ウォンを受け取る事になっていたが、このうち3億4000万ウォンが未払いだと訴訟をおこしました。
これについてドラマPD協会では、「トップスター一人の出演料が全体製作費の50〜60%を上回るという問題は、単純な個人の問題ではなく市場秩序を狂乱させドラマ産業全体を共倒れさせうる問題」だと伝えていました。
また、ドラマの関係者によると「撮影の進行に支障をきたすほどの製作陣に対する無理な要求や葛藤が多かったことも今回の決定の背景としてあるのでは」と語っています。
問題はこの処置がはたして実行性のあるものなのかということ。
ドラマ製作社協会には現在、韓国テレビドラマの80%程度を作っているプロダクションが所属しているが、外注製作社の立場を集めただけなので実行性が十分だとは言えない面もあります。
しかし、地上波放送3社のドラマPD達も、最近トップスターたちの高すぎる出演料がドラマ製作の足を引っ張っており、『トップスター出演料 1話 1500万ウォン上限制』を提案しており、同調する可能性も高いとみられています。
実際、ドラマ『エデンの東』のソン・スンホンは1話あたり1500万ウォン、『スターの恋人』のチェ・ジウが3000万に自主的に出演料削減に乗り出すなどの動きが話題になっています。
ペ・ヨンジュンが韓国ドラマ・太王四神記の出演料として2億5000万ウォンを受け取った事について協会側は、「パク・シニャンとは論議の次元が違う。太王四神記はペ・ヨンジュンのパワーで海外資本がたくさん投入され、海外を狙った大規模作品のため、彼の出演料をいくらと算出するのは難しい。また、俳優と製作側で問題が発生しなかったという点で今回の件とは別の事案」と説明しています。
12月4日で最終回を迎えた韓国ドラマ『風の絵師』でしばらくパク・シニャンのドラマは見られなくなるかもしれません。
パク・シニャンは、同じく5日、家族が待つアメリカへと旅立ちました。
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